体にいいものにこだわって! 悠々粋亭

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20150727認知症徹底予防スペシャル第3弾

Last update 20150728
2015年7月27日 ≪主治医が見つかる診療所≫より
『認知症』徹底予防スペシャル 第3弾!
    

65歳以上の約15%(約462万人)が患っているという「認知症」の最新予防法を大公開!
その中で「脳血管性認知症」は、かなりの確率で予防することが出来るそうです。
そのポイントは、「血流をアップ」させること!
「脳血管性認知症」の初期症状や、発症に至る過程を詳しく説明し、理解を深めながら、予防に効
果的な「血流をアップ」させる具体的な方法を教えて頂きます。


脳血管性認知症の症状とは?
担当医師 浦上克哉医師

≪脳血管性認知症≫
脳の血管の一部が詰まったり破れたりしたことで、脳神経細胞の一部が死滅し、そのこと
が原因となって発症する認知症。

◆今回取材された脳血管性認知症を患っていらっしゃる60代の男性の場合の症状
1.1時間前の食事内容を覚えていない。
2.会話はほぼ単語だけ。
3.自分から話したり歩いたりはできない。
4.きっかけを与えると続けて行うことができる。
5.日時によって症状が変化する。

◎脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の違い
【浦上医師】

・アルツハイマー型認知症ほど強い物忘れはないことが多い。
・アルツハイマー型認知症よりも運動障害が出ることが多い。
 例:言葉が出にくくなる、歩行困難になる、嚥下が困難になるなど・・

【上山医師】
・逆行性健忘⇒脳血管性認知症に多いといわれる物忘れの特徴
 最近のことは忘れるが、昔のことは覚えていることが多い。


脳血管性認知症の前触れとは?
担当医師 浦上克哉医師

◆今回取材した男性に起きた、発症の前触れ
・40代後半で受けた健康診断で、脂質異常症と診断された。
 ⇒その後「缶の蓋が開けられない」「車の運転が下手になった」などの症状が起きる。
 ⇒その後「脳梗塞」を発症 ⇒2か月間入院し、投薬治療を経て退院。

◆「脳梗塞」発症後
・うつ病のような症状が現れるが、抗うつ薬を飲んでも改善されなかった。
 ⇒その後「脳血管性認知症」と診断

◎うつ病と脳血管性認知症の症状の違い
うつ病の場合

・物忘れを指摘されると、思い出す場合が多い。
・物忘れをしたことで、自分自身を責める傾向がある。
脳血管性認知症の場合
・物忘れを指摘されても、思い出せない場合が多い。
・忘れたことについて、他人を責める傾向がある。

◎脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の違い
脳血管性認知症の場合

・記憶がまだらに抜け落ちることが多い。
・症状が、日や時間によって変化することが多い。
アルツハイマー型認知症の場合
・全体的に記憶力が低下することが多い。
・症状は、日や時間ではあまり変わらないことが多い。


脳血管性認知症の予防法とは?
担当医師 浦上克哉医師

【浦上医師】
・脳血管性認知症の前段階のことを「VCI」(脳血管性認知症予備群)と呼ぶ。
・VCIの時点で、正しく対処しておけば、認知症への進行を食い止めたり、発症を遅らせ
ることも可能。

◎脳血管性認知症予備群を予防するための取り組み
頸動脈エコー検査

・頸動脈に超音波を当てて、動脈硬化を診断する検査。
動脈硬化が進行すれば、脳血管性認知症予備群になる可能性も高くなる。
動脈硬化を日頃から検査して、早期に対処することで認知症全般の予防に繋がる。
・一般的には、1年に一回、血液・血管などにリスクがある場合、半年に一回
・超音波検査で、まったく体の負担もない非常に有用な検査である



脳の血流をアップして認知症を予防!
担当医師 浦上克哉医師

【浦上医師】
普段あまり使っていない脳神経細胞を使い、脳の血流をアップさせることが、認知症予防
に繋がる。

◎脳の血流をアップさせる方法
・利き手と逆の手を使う

 普段の生活の中で行う動作を、利き手と逆の手で行うことで、普段は使われていない脳
神経細胞が働き、脳の血流がアップするという。

・塗り絵
線からはみ出さないように意識したり、色使いなどを考えながら手を動かすことで、普段
は使われていない脳神経細胞が刺激され、脳の血流がアップするという。


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